VFR800Fとの楽しい日々

ひとりで車に乗るのはエコじゃない。「そうだバイクに乗ろう」
のリターンライダーです。乗りやすくカスタムとツーリングをご紹介…
と思ったのに短編おもしろドキュメントの読者が多いブログでした(T_T)

車体のブレのその後⑦

車体のブレのその後⑥の続き


待っていた方は待っていたと思います。

本日ダンロップさんの検品結果が参りました。


タイヤ単体での異常はみられないとのご報告でした。

ダンロップ様、お忙しい所誠にありがとうございました。


さて、ダンロップ社製タイヤRS3の周辺ロットをお使いの方も、心配がいらなくなりましたので安心です。


現在までに車種との相性の問題もあるのでは?とのご指摘もいただきましたが、否定は致しません。しかし交換店の奨めた商品でもありますし、それが存在するにせよユーザーに判断させるべき要素ではないと思います。


結果的にはご存知の通り、長距離ツーリングでも問題はなく快適に走行できていますので、個人的には解決です。


公開可能な情報はこれまでとなりますので、このミステリーの根本がどこにあるのかは明言を避け、読者判断とさせていただきます。

他のVFR800F+リアのみRS3の組み合わせで同傾向が出るか出ないかも非常に重要な内容と言えます。


後は近々この結果を神ショップに報告したいと思います。


VFR800Fのメーカーによる構造エラー、およびタイヤの製品としての問題をご心配された読者の方々は、ぜひともご安心頂き楽しいバイクライフを送って頂きますようお願い申し上げます。


参考資料

検品後に返却されたタイヤの画像を表示します。

交換店の系列店ではタイヤパターンの非対称が原因の可能性との話でしたが、非対称タイヤが現在の主流であり、その主張は理解に苦しみます。

タイヤ撤去店から直接DUNLOP社に検品に行きましたが、外す前にこの摩耗ずれにも気づかないことを残念に感じます。

返却されたタイヤを再確認した所、やはりタイヤ中央と摩耗の偏位が確認できましたので、これを数値化しご報告いたします。

ご覧の様にグルーブの先端と摩耗痕を左右で比較すると、摩耗艮が右に偏位していることが分かります。当然右折を繰り返していたわけではないので、疑問を感じる所です。

同様のパターンは左右8カ所ずつあり、グルーブ先端を基準として摩耗痕外縁がタイヤ外側であれば+、内側であれば-として16カ所計測しました。


大きいテープが摩耗痕外側縁、小さいテープがグルーブ先端内側縁を示す

 

 

 

 

 

 

 

 


このような数値で右偏位が考えられました。

また、数値も一定ではなく偏差があり、周期偏位と考えられます。

車体の異常がなく、タイヤ単体での異常も見られないにもかかわらず、なぜこのような摩耗ずれが生じたのかは、読者のご想像にお任せいたします。

交換店スタッフの試乗で異常なしという判断を鵜呑みにして良いかも疑問が残ります。

最初の相談時に、タイヤを一回外して付けなおせば解決できた可能性は大きいかな…


ちなみにメーカーからはこんな解答…

製造業である弊社と、ホンダドリームを含む二輪販売店とは、各々完全に独立した企業であり、直接資本関係も無く、卸会社を介した間接的な取引先の関係でございます。販売店独自の営業判断について、指示・命令することは介入となりますので差し控えさせていただいていおりますこともご理解願えれば幸いと存じます


ユーザーが見捨てられた…(泣)

メーカーのHPから夢店行って買ったのに…「関係ないねっ」って…